意外と知られていない看護師さんの勤務形態

医療機関とひとくちに言っても、その種類はさまざま。働いている看護師などの勤務形態も当然バラバラです。診療所や外来では決められた曜日が休みになることは多くありますが、入院施設のある病院の場合は24時間365日入院している患者さんがいるため、当然休みはなく交代勤務をすることになります。

交代勤務の場合、基本的に日勤と夜勤の2交代勤務と、日勤、準夜勤、深夜勤の3交代勤務があります。2交代勤務の場合は日勤8時間、夜勤16時間勤務、3交代勤務の場合はそれぞれ8時間勤務になるのが標準的です。ただ、実際の勤務では日勤が8時半~17時、準夜勤が16時半~1時、深夜勤が0時半~9時といったように時間を30分ほど重複させ、各シフトの申し送り、引継ぎをするところが多いようです。

日勤も夜勤も行う勤務形態のことを常勤といいます。通常の業務に加えて残業や委員会活動が入り、忙しい病院だとなかなか休めないこともあるようですが、その分ボーナスや退職金、有給などの福利厚生が充実しています。そして常勤の場合は夜勤手当もついてくるため、仕事に見合った給料がもらえるといっていいでしょう。安定した運営をしたい医療機関にとっては夜勤もできる常勤の看護師の方がシフトを組みやすいため、就職・転職がしやすいというメリットもあります。

ただ、体力的・精神的に夜勤が合わない方や家庭の事情で夜勤が出来ない方もいます。そういった方には日勤のみの常勤という選択肢もあります。子育てを行っているママさんナースなどは日勤のみの常勤を選ぶことが多いようです。自宅周辺の医療機関であれば新聞折込の求人でも探せますが、他の地域や院内の情報を収集するのはなかなか簡単ではありません。そこで使っていただきたいのがナースエクスプレスというサービスの、日勤のみの常勤で働ける看護師求人特集です。自分の生活環境や体力と向き合いながら、よりよい働き方を見つけてみてください。