耳鼻科=痛い?その診療内容や治療法などを紹介

耳鼻科とはその名前の通り、耳?鼻?喉の疾患を治療する病院です。聴覚、嗅覚、味覚だけでなく、体のバランスを保つのに関わる三半規管や、呼吸、飲み込みの問題も耳鼻科で治療することができます。主な耳鼻科の診療内容としては、急性炎症疾患(扁桃炎、中耳炎、急性上気道炎など)、花粉症、めまいや難聴、顔面神経痛などの治療があげられます。

耳が痛い、耳鳴りがする、耳が聞こえにくいなどの耳の症状、鼻水や鼻詰まり、鼻血などの鼻の症状、口内炎、喉の痛み、飲み込みにくいなどの口、喉の症状や、片方の口から水が漏れたり、片方の目が閉じにくいといった顔面神経麻痺の症状、いびきがひどいなどがあれば耳鼻科に相談すると良いでしょう。

また、耳鼻科では耳垢の掃除もしてくれます。無理に自分で行うと、かえって耳垢を奥に押し込んでしまったり、外耳道を傷付けて外耳炎の原因になってしまうこともあります。特に子供の場合は嫌がって動いてしまうことで、耳の中を傷つけてしまう危険性が高いため、無理をして自宅で行わず、耳鼻科で掃除してもらう方が良いでしょう。耳鼻科での治療は痛いというイメージを持つ方も多いですが、何らかの症状がある場合には、悪化を防ぐためにも早めに受診するようにしましょう。