AGAとは、「男性型脱毛症」のことを言い、その名のとおり男性しかならない髪が薄くなる状態を指します。思春期以降に額の生え際や頭頂部の髪のどちらか一方、あるいは双方から薄毛が進行してきます。原因として考えられるのは、遺伝的なものや男性ホルモンの影響と言われ、他にも飲酒・タバコ、睡眠不足、ストレスなどの生活習慣も影響があると考えられます。
このAGAで悩まされている人は多く、全国で約1260万人がAGAといわれています。何もせず放っておくとどんどん薄毛は進行していくので、何より早めのケアが肝心です。AGAは治療することが可能です。AGA用の薬は通販や市販で売られているので、手軽に購入ができます。しかし、処方箋を必要としない薬を買う前にはしっかり副作用やリスクを把握しておくことが大切です。コストよりも安全性を重視したいなら、医薬品としてクリニックで処方してもらうこともできます。
代表的な飲み薬の一つに、「プロペシア（フィナステリド）」というものがあります。これを3年間継続した10人に8人が、症状が改善したというデータが残っています。プロペシアは皮膚科医の学会でも高く評価されており、薄毛の治療薬として推奨されています。また、AGA治療では塗り薬も使われており、「ミノキシジル」という薬も効果的といわれています。最近ではジェネリック医薬品も多いので、継続的に治療がしやすいです。
ちなみに、クリニックでの治療を考えている場合は、専門クリニックかAGAの外来に行くことになります。これらの違いは何かというと、専門クリニックではミノキシジルの処方までを行っており、効果的な発毛治療を受けることができます。それに対し外来の場合はプロペシアなどの進行を遅らせる薬のみの処方となっています。しっかりと理解した上で治療を行うようにしましょう。AGAの治療を本格的に始めるなら、AGA治療を解説しているサイトを参考にすると良いでしょう。